「ひご野菜」の紹介

熊本市では、平成18年度に、熊本で古くから栽培されてきた野菜、熊本の食文化に関わる野菜、熊本の地名や歴史にちなむ野菜などの15品目を「ひご野菜」として指定し、大切にしていくこととしました。 しかし、「ひご野菜」の中には、あまり名前が知られていないものや、生産量が少なくほとんど店頭に並ばないものもあります。
そこで、生産者の皆さんと協力した様々なイベントでのPRや、ひご野菜ロゴマークを活用して熊本内外に広く知ってもらうなどの取り組みを行っています。また、ひご野菜を安定して供給できるように生産体制を整備したり、ひご野菜を使った家庭向けや観光向けなどの料理を研究しレシピを開発したりしています。


熊本京菜
"名を上げる"との言われがある縁起物。細川家や京都との縁や旬の季節感を感じさせる熊本固有の正月野菜。
春日ぼうぶら
民謡おてもやんに登場するほど市民との文化的なかかわりを持ち、長さ30センチを超える、ヘチマのような外観とあっさりとした味が特徴。
熊本長にんじん
太さ1.5~2.5センチ、長いものは1.2メートルほど。赤いごぼうのような人参で、全国でも珍しい縁起物の正月野菜。
ひともじ
「ひともじのぐるぐる」という有名な郷土料理に代表されるように、現在も一般的に熊本で親しまれている春先が旬の熊本在来の季節野菜。
ずいき
細川藩が将軍家に献上したり、加藤清正が籠城保存食としたといわれる熊本の歴史を最も物語ることができる野菜。
れんこん
郷土料理「辛子レンコン」に代表される、初代藩主細川忠利公にまつわる野菜。切り口が細川家の九曜の紋に似ており「先が見通せる」縁起物。
水前寺菜
「水前寺のり」「水前寺モヤシ」と並ぶ水前寺三大名物。水前寺の茶席で茶花としてよく用いられていたという「高級感」と高い栄養価を持つ。
水前寺もやし
藩政時代からの名産物。江津湖の湧水を利用し伝統農法で栽培される長寿健康を願う縁起物の正月野菜。
水前寺せり
水前寺周辺の湧き水で栽培され、香りと色合いがよく、熊本の春の味覚を満喫させる風味と食欲増進の効果を持つ春の七草のひとつとされる。
水前寺のり
上江津湖の発生地は国の天然記念物指定。幕府への献上品だった。
熊本ねぎ
明治時代より自家採種されてきた。品種は九条ねぎ系統の葉ネギなので、白ネギと比較すると柔らかで甘みのある野菜。
芋の芽
昔から伝わるサトイモ「赤芽ミヤコイモ」の芽のこと。日光が当たらぬように柔 らかく栽培したものを指し、スルッとした口触りのよさが特徴。
熊本いんげん
自家採種の平鞘ものの「熊本インゲン」は現在、貴重な種を親子代々受け継 いできた数軒の農家でしか生産されていない希少価値を持つ野菜。
熊本黒皮かぼちゃ
かつて熊本、宮崎が主生産地で早出し栽培をしていた黒皮カボチャを、熊本農業試験場が改良・普及させた。熊本の風土に良く合い、日本食との相性がよい。
熊本赤なす
熊本の在来種のもので、皮が赤く、実は柔らかくて種やアクが少なく食べやすく、田楽などの郷土料理との相性がよい野菜。


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