地域住民と大学が協力して始められた新しい形態の桜と灯りのまつりです。このまつりは夜桜の季節に本妙寺の参道に手作りの和紙灯籠約3000個を並べ、桜の枝には吊灯籠約800個をつるし、胸突雁木の石灯籠約500基がライトアップされます。これらに毎年デザインの変わるオブジェの灯りを加えた約8000個のロウソクにあかりがともされ、幻想的な世界がつくり出されます。これらのあかりに浮かびあがる桜並木の風景は、本妙寺の歴史の厚みを非日常的で幽玄な雰囲気の中、今に現し出します。また、本妙寺の諸寺院のいたるところで演奏される琵琶、尺八、ギター、フルートなどの音は、このまつりの魅力を一層高めています。今年で9回目を迎える本妙寺桜灯籠は新たな熊本の春の風物詩として期待されています。